”自ら目標を作り、その目標に向かって行動に変えてゆく”

 その為に大切なのは一週間の中でどの教科を何時間くらい勉強するかではなく、今日は各教科の中のひとつひとつの単元のどの部分を理解し、又、理解出来なかったかを明確にする事です。
 これまで私が培った経験の中で、大きく成績が向上した生徒は、「自ら質問が出来る生徒達」でした。当塾では、「✕から〇に変えていく」事を最大のテーマとし、本人に何のどの部分が出来た事で✕から〇に改善出来たのかを自覚し、家庭学習においても、自ら考え、取り組んでいけるまでご指導させて頂きます。

やる気を育てる

学習に対する目標は高すぎても低すぎても成績向上に結びつきにくいと思います。

まずは今の実力から手が届きそうな位置にしっかりと目標を立て、一日一日を積み重ねていく事だと考えています。その上で、自らが目標を少しずつ上げていく事で、「やる気」も必ず育っていきます。 成績が上がる一歩前、これから成績が上がってくると分かる生徒は質問がどんどん増えてきます。

お母さまから「家で勉強しているのに、なかなか成績が上がらない」と聞くことがあります。最大の理由は、ただノートを埋めて時間を潰すために淡々と宿題をこなしている事にあります。「はい、勉強しなさい」と言われて机の前に座り勉強をしているように見えたとしても、ただ座ってボーッとしています。

しっかりとどの単元のどの部分を今日は克服していくか、宅習一つ取っても今日一日の目標がはっきりしているお子さんは必ず結果に結びついています。

お母さまへ

まずは、基本は褒めた後で、タイミングよく、「ここも改善出来たね」と出来なかった箇所を指摘してください。この前後を間違えると今後の子供のやる気が大きく変わります。

又、何時間勉強するかではなく、ひとつでも間違った問題✕を〇に変える方が大事です。何のどの部分が理解できたか、あるいは理解できなかったか。

理解出来なかった→ここが質問につながります。克服しようと取り組まないとこの質問が出てきません。この質問を自ら調べて解決出来る。これこそが勉強の原点であり、最終的には成績向上の原点になります。 

レスプリ代表 久保孝正